かずとさん・男性・24歳
プリクラは 写真じゃなくて 作品だ
寸評
採点 100点
いやはや、シリーズの初回にして、出会い系の核心を突く一句です。
ワクワクメールなどの出会い系では、見ず知らずの相手と出会う訳ですから、当然写メは見たいもの。写メを要求した際、プリクラを送ってきたら、要注意です。
ご承知のことかと思いますが、プリクラは修正し放題の簡易なPhotoShopです。
目は大きくなり、肌はキレイになり、輪郭は細くなり、もはや原型が残らないほどにデフォルメされます。
しかもそのプリクラは、最近撮影した物とは限りません。そうです。デブる以前に撮影されたものである可能性さえあるのです。
プリクラの、しかも奇跡の1枚を送ってくるようなヤツを相手にしてはいけません。筆者もプリクラでは、幾度も痛い目に遭いました。
また、男性が写メを送ったり、ワクワクメールのプロフに載せたりする場合に、たとえ自身のスペックに自信がなくても、プリクラを送ってはいけません。
プリクラを送った時点で、相手女性には、スペックが無いことは見抜かれており、しかも、一人でプリクラを撮っているという、吐き気を催すような悪印象を与えるだけです。
素直に普通の写メで、2~3年前くらいまでの奇跡の1枚を送りましょう。
それにしてもかずとさん。若干24歳にしてこのような川柳を詠うとは、その才能に驚嘆せざるをえません。才能だけでなく、相当な数の地獄を見てきたのでしょう。末恐ろしささえも感じます。