わくわくDB 事実上の閉鎖・終了
2011年の開設以降、長年、ワクワクメールの裏情報共有サイトとして活躍してきた「わくわくDB」が、事実上の閉鎖・終了となった(2020年9月)。
2016年の本家ワクワクメールの会員No非表示化以降、新IDの非表示化など、運営側によるわくわくDB潰しとも言える対策が施されてきたが、その都度、わくわくDB側も対抗策を行ってきた。ここにきて、ついに、刀折れ矢尽きたか。
なぜわくわくDBはこの結末を迎えたのか?今後、我々はアフターわくわくDBの世界をどう生き抜けばいいのか?いつもの三菱UFJモルガン・スタンレー証券シニアストラテジストの小林一郎さんと共に、原因と今後の取るべき行動を考える。
なぜ閉鎖・終了?
筆者
「お忙しい中すいません、小林さん。わくわくDBがついに閉鎖・終了を迎えたようです。」
小林
「はい、まずはわくわくDBの管理人さんに、お疲れ様と言いたいですね。これまで大変お世話になりました。」
筆者
「なぜ、このような事態を迎えたのでしょうか?考えられる原因は?」
小林
「いくつかあります。運営からの圧力説もその一つでしょう。しかし、その可能性は少ないと私は考えています。私の考えでは、3つほどの原因が考えられます。まず一つ目は、何らかによるデータの破壊です」
筆者
「破壊?!」
小林
「プログラム上の問題であれば、ここまでメンテナンスが長期化することは考えられません。一から作り直しても、ここまで時間はかかりませんから。時間がかかる、または復旧を断念するとしたら、データの破壊・消失です」
筆者
「確かに、わくわくDB自体はそれほど複雑なシステムではないですからね。」
小林
「二つ目は、アクセス過多によるサーバーのパンクです。」
筆者
「アクセス過多?本家ワクワクメールの会員No非表示化以降、むしろアクセスは減少しているのでは?」
小林
「おっしゃる通り。会員No非表示化により、かつての利便性が損なわれたことで、確かにアクセス、書込みは減少傾向にありました。しかし一方で、データ漏洩疑惑の問題もあります。これには、スクレイピングという技術が使われている可能性があります。この場合、膨大なアクセスが発生します。」
筆者
「許しがたいものがありますね。」
小林
「そして、もう一つ、私生活上の理由というのも、可能性は少ないですが、あります。」
筆者
「私生活上の理由?」
小林
「例えば、管理人が結婚した場合、新婚早々旦那がわくわくDBの管理人だと知ったら引くでしょう。また会社でのポジションが上がった場合も、部下はわくわくDBの管理人のである上司を信頼できません。」
筆者
「それは・・・・そうですね。旦那がわくわくDBの管理人であったら、離婚を検討すると思います」
わくわくDB無き世界
筆者
「まだ復活の可能性はゼロでは無いものの、事実上の閉鎖・終了となりました。ワクワクメールを渡り歩く我々にとっての羅針盤を失った今、このアフターわくわくDBの世界とも言える状況をどう生き抜けば良いのでしょうか?」
小林
「現在も稼働しているホ別2DBへの切り替えです。マニュアルもあります。ホ別2DBは、ワクワクメールだけでなく、ハッピーメール、PCMAX、イククル、YYC、Jメール、さらにはツイッター援交など、全大手対応です。今後、こちらに集約されていくのではないでしょうか。」
筆者
「なるほど、ホ別2DBへの乗り換えですね。わかりました。わくわくDBの終わりは一つの時代の終わりを意味しますが、その一方で新たな時代の幕開けでもあるわけですね。小林さん、本日はどうもありがとうございました。」
小林
「ありがとうございました。」