スペック
ニックネーム:ショコラ
年齢:30代後半
ルックス:★★★★☆
スタイル:やや細身
サイト:華の会メール
ショコラの場合
秘密のデート
ショコラさんとの秘密のデートは、今日で2回目。
前回、先週のデートは攻略に失敗した。
出会い系は華の会メールが初めてだというショコラさんは緊張し、つられて僕も少し緊張してしまった。スターバックスでショコラさんはソイラテを注文し、僕はカフェ・アメリカーノ(僕は味の違いなどわからない!)を注文して席に着き、会話をした。緊張した二人では、どうしたって会話はぎこちない。隣の席で勉強している学生(スタバは図書館じゃない!)も気になった。
次は無いかなと思いつつ、「また、よかったら」と言って、別れた。
家に着いてから、お礼のメールをした。こういう所は、ちゃんとしておかないとイケナイ。
2日後のメール
2日後にショコラさんから返信が届いた。
今度の休み、都合が良ければ会いたいという。
正直脈は無いと思っていたので、意外で驚き、そして嬉しかった。もちろん僕は快諾した。
今日の待ち合わせ場所は、巨大なショッピングモールの駐車場。当然駐車場も巨大で、迷路のようだ。ショコラさんは2階で待っているというが、僕の車は3階まで行ってしまったようだ。結局、10分程遅れて落ちあい、3階まで行ってしまって遅れたことを詫び、ショコラさんはそれを聞いて、少し笑った。
レスなんです
駐車場を出て、車を走らせた。相変わらずデートプランを立てていなかった。そこが僕のダメなところ。
外はあいにくの雨だ。お互いポツポツと話しながら、ハンドルを握る。
県道沿いにカラオケボックスの看板が見えた。
「雨も降ってるし、カラオケでも・・・。」僕は言った。
「・・・。」ショコラさんの返事は無い。
少し気まずさを感じた時、ショコラさんが言った。
「・・・ホテル・・・行きましょう。」
「えっ?・・・いいの?」
僕は驚いて、少し戸惑いがちの返事をしてしまった。内心はもちろん、とても喜んでいたのだが。
「・・・うん。」
何かを決心したかのような、ショコラさんの返事だった。
落ち着いた感じの、とはいえ周囲の建物の景色からは随分浮いているが、建物に入った。何度か利用したことがある。部屋は毎回違うが。
「レスなんです。旦那とは。」
「そうなの?ショコラさん(まぁ、この時には、ショコラさんではなく、教えてもらった本当の名前で呼んでいたが)のようなキレイな人だったら、僕が旦那なら絶対そんなことは無いけどなぁ。」
ふっと、ショコラさんが笑った。
交代でシャワーを浴び、僕はショコラさんの手を引いた。
ショコラさんとの秘密のデートは、今も続いている。
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