スペック
ニックネーム:のぞみ
年齢:30代半ば
ルックス:★★★★☆
スタイル:やや細身
サイト:PCMAX
のぞみの場合
今からあそぼ
PCMAXの掲示板をあまり利用しない僕だが、今日は掲示板を覗いてみた。何しろ暇だ。
攻略のために僕が見る掲示板は、ピュア掲示板の「今からあそぼ」くらいである。アダルト掲示板は見ない。アダルト掲示板は、業者と割り切りばかりだからだ。
「今日」というタイトルに目が留まった。掲示板は、シンプルなタイトルがいい。念のため、アダルト掲示板にも投稿してないかをチェックし、無いことを確認して掲示板を開き、そのままメールを送った。
ニックネームはのぞみ。
イルカショーには間に合わない
シロノワールが美味しいという(僕は甘いものは、殆ど食べないが)コーヒーチェーン店での待ち合わせに、僕は少しだけ遅れて行った。のぞみさんは窓際のテーブルに、すでにいた。飲みかけのコーヒーが置いてある。少し待たせたようだ。
「ごめん。遅れてしまって。」
「大丈夫だよ。」
のぞみさんの希望で、水族館に行った。ここからも近い。
チケットを買い、館内に入る。
入口に掲げられたスケジュール表と、時計を見比べた。名物のイルカショーはすでに終わっていた。
「残念。見たかったね。」
「そうだね」
正直、僕はイルカショーにはあまり興味がなかったので、丁度よかった。
甘えちゃおうかな
一通り館内を見てまわり、水族館を出た。外はもう暗い。風が冷たかった。
駐車場まではわずかな距離だったが、身体が芯から冷えた。
エンジンを掛け、エアコンを強にした。
暖かい風が出てくるまでの間、二人で水族館での感想を話し合った。
車内が暖まる頃に、僕はのぞみさんの手に、自分の手を重ねた。のぞみさんは、それを拒まなかった。
それが当然であるかのように、僕らはキスをし、彼女の耳元で僕はささやいた。
「会ったばかりだけど、これからどう?良ければ」
「・・・そうね。・・・甘えちゃおうかな」
密室でののぞみさんは、甘えちゃおうとの言葉とは裏腹に、積極的だった。甘えたのは僕の方だ。
重なり合い、互いに上になり、下になり、僕らは無重力の時間を過ごした。
去り際に僕は彼女のアドレスを聞き(僕はこれまで、のぞみさんのアドレスさえも知らなかったのだ)、次の約束をした。
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