スペック
ニックネーム:みゆ
年齢:30代前半
ルックス:★★★★☆
スタイル:普通
サイト:ワクワクメール
みゆの場合
夜のピクニック
ワクワクメールで知り合ったみゆは、とにかく荷物の多い女だ。まるでピクニック。いや、軽く旅行くらいある。鞄がずしりと重い。
その鞄の中からは、大きめのノートパソコンが出てきた。なぜ、出会い系の男と会うのにノートPC?まぁ、そこまでは良しとしよう。それにしても、外付ハードディスクまで持ってくるとは!仕事でもする気か?
聞けば、いつもこうなのだという。必要になった時に、そばに無いと困るから。みゆにとっては、大荷物は普通なのだそうだ。僕には、必要じゃない時の邪魔さの方が、困ると思うのだが。
決められない女
深夜に近いこの時間、開いてる店はファミレスくらいしかない。それはそれで好都合だ。金も掛からんし。
僕はハンバーグとサラダを注文した。所詮、ファミレスの料理だ。何でもいいのだ。
しかしみゆは違う。悩みに悩み、店員にあれこれ質問する。店員のアルバイトは、困った顔で苦笑いするばかりだ。
ここまでくると、優柔不断というより、病気に近い。
僕はメニューを見ながら、何とかみゆを説き伏せ、適当なメニューを注文した。
食事をしながら、僕はみゆと会話をした。しかし、会話は一方通行だ。僕だけが喋るのではない。むしろ、みゆの方がよく喋るのだ。そ無限ループのようなみゆの話しは、僕には退屈で理解できず、イラつきさえした。
鞄の中身といい、ファミレスでのやり取りといい、どうもおかしい。
僕がみゆの異常さに気付いたことに気付いたみゆは、こう言った。
「発達障害なの。2級」
なるほど。
濡れる人形
ワクワクメールなどの出会い系にはメンヘラが実に多い。メンヘラだから、出会い系なのか?
ファミレスを出て車を走らせながら、僕はみゆをホテルに誘った。みゆはすんなりOKした。
「私、そういうのよくわからないよ。それでもいいの?」
みゆは言う。
「詳しいよりはいい。」
僕は言った。
僕は先にシャワーを浴び、みゆがシャワーを浴び終え、出てきたところで、みゆをベッドに倒し、貪った。
なかなかいい身体をしている。
みゆは黙って、天井を見るばかりだった。
「何も感じないの?」
「うん。」
「それにしては、ずいぶん濡れてるじゃん。」
みゆは苦笑いしたが、どうやら本当に何も感じないらしい。
それ以降、みゆとは何度か会い、その度に、みゆの身体を貪った。
しかし、濡れはするが何も感じず、ただ横になっているだけの女を抱いていても、退屈になっていくだけだ。濡れる人形でしかない。
僕は何度目かのSEXでみゆに飽きてしまい、連絡を絶った。
ワクワクメールの攻略法はこちら