これまでの経緯
元祖わくわくDBの閉鎖については、こちら。
2016年4月1日 ワクワクメールが会員No(ID)の表示廃止を発表。
一時サーバーダウンなど、これ以降、ワクワクメールのシステムが不安定に。
2016年4月6日 ワクワクメール会員No(ID)表示廃止を実施。
ワクワクメールのシステム不安定が、一層激しくなる。
2016年4月8日 (新)わくわくDBが登場。
2016年4月24日 (新)わくわくDBの利用者数が500人を突破。
2016年4月25日 (旧)ワクワクDBが新IDに対応するシステムの変更を発表。
2016年5月1日 (旧)わくわくDBのデータが2000件突破。
2016年5月5日 (新)わくわくDBが閉鎖。
小林さんによる解説
筆者
「目まぐるしく事態が動いています。(新)わくわくDBが、誕生から一ヶ月で閉鎖しました。いつも通り、三菱UFJモルガン・スタンレー証券シニアストラテジストの小林一郎さんに解説にお越しいただいています。小林さん、よろしくお願いします。」
小林
「はい。よろしくお願いします。」
筆者
「早速ですが小林さん、(新)わくわくDBが、予告なく突然に閉鎖しました。驚きました。」
小林
「はい、急展開で私も驚きました。」
筆者
「これはやはり、(旧)ワクワクDBが新IDに対応したことによるものなのでしょうか?」
小林
「そうですね。それは間違いないです。約3年間、沈黙を守りつつサイトを維持してきた(旧)ワクワクDBが動いたことが大きいです。ユーザーも(旧)ワクワクDBを支持しました。」
筆者
「と、いいますと?」
小林
「やはり、(旧)ワクワクDBの持つ信頼性ですね。長きに渡り情報交換の場を提供してきた実績は、簡単には覆りませんでした。(新)わくわくDBも、開設当初はユーザーを順調に獲得していたのですが、(旧)わくわくDBが新IDに対応してからは、勢いがなくなりました。」
筆者
「(新)わくわくDBは、(旧)ワクワクDBに負けたということですか?」
小林
「いえ、負けたという言い方は、私はしたくないですね。自ら身を引いたと言った方が正解でしょう。」
筆者
「身を引いた?」
小林
「はい。(新)わくわくDBの作者も言っているように、2つのDBが存在すれば、データが分断され混乱を招くだけです。この混乱は業者を利することになるだけで、会員にとってはメリットはありません。(新)わくわくDBの作者の非常に潔い決断は、称賛に値すると思います。」
筆者
「一説には、(新)わくわくDBの作者に対して、業者からの圧力があったのではと言われていますが?」
小林
「それは無いですね。(新)わくわくDBの作者も、明確にそれは否定しています。」
筆者
「ハピメDBとの連携など、斬新な機能が(新)わくわくDBにはありましたが?」
小林
「はい。ハピメDBだけでも残せなかったのかという思いは、私にもあります。」
筆者
「(新)わくわくDBが閉鎖されたことで、(旧)ワクワクDBに統一されたわけですけども、今後はどうなっていくのでしょう?」
小林
「はい、正直なところ、かつてのような盛り上がりは難しいでしょうね。」
筆者
「なぜ?」
小林
「はい。どうしても新IDでは操作が煩雑です。それに、IDから本サイトで会員を検索するという、いわゆる逆引きができません。ある程度のデータは蓄積されていくでしょうが、以前のような爆発力はありません。」
筆者
「ワクワクメールの本サイト自体の今後はどうなんでしょうか?」
小林
「これも厳しいと言わざるを得ませんね。ワクワクDBの無力化によって、男性会員を引き付ける最大の魅力が損なわれてしまいました。」
筆者
「ワクワクメールが厳しいとなると、一体どこの出会い系サイトが良いのでしょうか?」
小林
「そうですね。今、一番勢いがあるのはPCMAXでしようね。4月には、累計会員数も700万人を突破しました。定期的に行われているプロフィールからの初回メール送信無料キャンペーンも好評です。」
筆者
「なるほど、PCMAXですか。要注目ですね。もちろんワクワクメールも引き続いてチェックが必要ですが。」
小林
「はい。別にサイトを一つに絞り込んで、忠誠を誓う必要はありません。女性も複数サイトに登録しているなんて、しょっちゅうです。出会い系サイトは情報戦です。」
筆者
「わかりました。小林さん、今日はありがとうございました。」
小林
「ありがとうございました。」